[2日 ロイター] - サウジアラビアは2日、同国の国営海運会社「バハリ」が所有する石油タンカーがイランの攻撃を受け、フィリピン人船員2人が死亡したと明らかにした。
バハリが所有するタンカー「シドル」は、前日の1日遅くにホルムズ海峡を通過中に攻撃されたと報じられたサウジ産原油を運ぶ大型タンカー2隻のうちの1隻だった。
バハリによると、船員らはシドルに関連した安全保障上の事案により、現地時間1日午後11時40分(日本時間2日午前5時40分)に死亡した。バハリは声明で「当社は同船舶と継続的に連絡を取り合い、関係当局や海運業界の関係者と緊密に連携するとともに、事態の推移を注視し続けている」と述べた。
サウジ外務省は「(サウジ)王国は、事態の悪化を食い止め、国際的な海上安全と世界のエネルギー供給の安全を尊重する必要性を強調した」と述べた。
イラン政府は、許可なく同航路を通過しようとするタンカーに対して警告を発しており、近隣の産油国である湾岸諸国のエネルギー輸出が妨げられている。