[2日 ロイター] - ドイツの空港で8月に起きたドローン(無人機)攻撃未遂を巡り、欧州連合(EU)と複数の加盟国が、ロシア大使館職員を呼び出し抗議したことが分かった。

ドイツ東部ライプチヒ・ハレ空港の滑走路付近で8月、爆発物を積んだ無人機(ドローン)が発見され、爆発物処理班の作業の間、空港の一部が閉鎖された。ドイツ政府は1日、関与した人物がロシア政府機関のために行動していたことが情報機関の調査で判明したとし、「ロシアに責任がある」と発表。ボンのロシア総領事館やベルリンのロシア文化センターの閉鎖などの措置を取ると明らかにした。ロシアはドイツ政府の主張を裏付ける証拠は見当たらないとし、対抗措置を取る方針を示している。

EUのカラス外交・安全保障上級代表は2日、アイルランドで開かれたEU外相会議で、この件を巡りEUの外交部門がブリュッセルのロシア大使を呼び出したと述べた。

フランス、オランダ、ベルギー各国外相もロシア大使を呼び出したと明らかにした。

フランスのバロ外相は、欧州レベルで制裁を科すべきであり、とりわけロシアの「影の船団」を対象にすべきだと述べた。

ベルギーのプレボ外相は1日のXへの投稿で、「今回の攻撃は、過去数カ月間にわたりEUおよび北大西洋条約機構(NATO)同盟国の領土で繰り返されてきた容認できない一連の侵入に続くものだ」と指摘した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。