Seunggyu Lim
[ソウル 2日 ロイター] - 韓国の半導体大手SKハイニックスが7月の米国預託証券(ADR)上場で調達した265億ドルのうち約200億ドルを韓国企画財政省と韓国銀行(中央銀行)が管理する外国為替平衡基金が買い取ったことが関係者の話で分かった。
SKハイニックスがドル資金を本国に送金する際に相対取引で購入したという。これは、従来型の為替介入とは異なり、外貨準備を補充しつつ、ウォン相場の安定化を図ることになる。
外国為替平衡基金はドルとウォンで構成する。具体的な内訳や規模は開示されていない。2025年に国会で承認された運営計画では135兆1000億ウォン(987億ドル)。1日発表された27年予算案では約106兆5000億ウォンと見積もられている。度重なるウォン防衛介入を受けてドルの比率が急減したと市場参加者や専門家は指摘する。
ウォンは25年、アジア通貨のなかで最も大きく下落した。今年も6月下旬に17年ぶりウォン安水準にあったが、この2カ月で12%以上上昇した。