シドニー株式市場は下落して引けた。原油価格の急騰でリスク選好姿勢が後退し、豪中銀が追加利上げを迫られるとの観測が強まった。
S&P/ASX200指数は1カ月超ぶりの安値で終了した。米10年債利回りが約3年ぶりの高水準をつけるなど債券市場も世界的にボラティリティーが高まり、中銀が金融引き締めを長期化させざるを得ないとの懸念が強まった。
豪中銀が9月までに利上げする確率は市場で60%超織り込まれた。予想を上回った4─6月期国内総生産(GDP)統計発表前の約50%から上昇した。
ダット・グループのマネジングディレクター、エマニュエル・アジャイ・ダット氏は「エネルギーコストなど外部要因によって利上げ論が実質的に強まっており、市場心理に影響している。豪中銀が現状維持を続ける柔軟性は失われつつある」と指摘した。
セクター別では、鉱業株指数が3.2%安と下げを主導し、2カ月超ぶりの大幅安となった。鉄鉱石価格の下落が響いた。産金株指数は金価格の下落を受けて3.5%安。
エネルギー株指数は原油高を追い風に小幅上昇し、4営業日続伸。
金融株指数は0.3%上昇し、四大銀行はいずれも上げた。ダット氏は「長期金利の上昇は変動金利型融資の利ざやを押し上げ、預金金利の見直しが貸し出しより遅いことも追い風となる」と述べた。
ソウル株式市場は下落し2週間ぶりの安値で引けた。
総合株価指数(KOSPI)は3.99%安の6562.72で終了し、8月19日以来の安値を付けた。下落率としても2週間ぶりの大きさとなった。
米国は1日、イランに対する大規模な空爆を実施し、これに対抗してイラン側も報復に踏み切った。
大信証券のアナリストは「米国とイランの衝突激化を受けてリスク選好が後退し、大半のセクターが弱含んだ」と指摘した。
8月の消費者物価指数(CPI)は、前年の低水準からの反動で上昇ペースが加速したものの、市場予想は下回った。
海外投資家は1兆9000億ウォン(13億9000万ドル)の売り越し。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
韓国 総合株価指数 6562. -273. -3.99 6625. 6694. 6558.
72 08 47 57 30
前営業日終値 6835.
80
台湾 加権指数 46164 -784. -1.67 46901 46946 46164
.72 00 .32 .60 .72
前営業日終値 46948
.72
豪 S&P/ASX 8978. -88.3 -0.97 9066. 9066. 8935.
指数 400 00 700 700 100
前営業日終値 9066.
700