Atsuko Aoyama
[東京 2日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 159.82/159.83 1.1579/1.1581 185.07/185.08
午前9時現在 160.20/160.21 1.1590/1.1592 185.67/185.68
NY午後5時 160.17/160.19 1.1592/1.1595 185.67/185.69
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤に比べてドル安/円高の159円後半となった。原油高などを背景に米長期金利が約3年ぶりの高水準に上昇し、午前中はドル/円も約1カ月ぶり高値を更新。金利上昇が一服した後、タカ派的な高田創日銀審議委員の発言後に下げが深まった。
ドルは朝方から徐々に値を上げ、一時160.39円と7月下旬以来の高値を更新。原油先物価格と米金利の上昇が一服すると切り返し、午後の高田委員の発言で下げが加速した。160円近辺のストップロスも巻き込んだとみられ、午後3時を過ぎてから一時159.44円まで下落した。
米長期金利は午前中に一時4.81%近辺と、2023年11月以来の高水準に上昇していた。
高田委員は午後の記者会見で、内外の環境が変わり得るという先行きを展望した場合、これまでのような0.25%ポイントの利上げ幅が「必ず決まっているというものではない」と発言。適切な利上げ幅が0.5%か0.75%か今の段階では言えないとする一方、一般論として、結果的に「連続利上げになることもあり得る」と話した。
高田委員はタカ派の筆頭格と目されており、「全体のコンセンサスではないだろうが、利上げペースを速める意見を持つのは高田委員だけではないのかもしれない」(SBIFXトレードの上田真理人社長)との声が聞かれた。
金利上昇が一服するとドル買いが緩む場面もみられた。日米ともに金利高に直面しているものの、「根底にあるのはともに財政懸念。ドルを買うのか揺れ動いた分だけ、円が買い戻されてもおかしくはない」(上田氏)との見方もある。