Atsuko Aoyama
[東京 2日 ロイター] - 午前のドルは160円前半で小幅高となった。中東情勢が不安定となる中で原油先物価格が上昇し、米長期金利が約3年ぶりの高水準に上昇。ドル買い圧力が強まり、ドル/円は7月下旬以来約1カ月ぶりの高値を更新した。
・ドル/円は一時160.39円に上昇、1カ月ぶり高値
・中東情勢の緊迫化で原油先物価格は上昇
・米長期金利は4.8%台に、2023年11月以来の高水準
・片山さつき財務相、植田和男日銀総裁発言に反応薄
・高田創日銀審議委員の発言にも反応限定的
・日銀の9月利上げは織り込み済みとの見方
<三菱UFJ信託銀行の酒井基成・資金為替部マーケット営業課課長 >
「中東情勢が不安定でドルが買われやすい上、日銀の9月利上げは確実視されていることもあり、高田創日銀審議委員の発言に対する市場の反応は限定的」
「同じ水準での推移が続いており、日米の為替協調介入への警戒感は薄れてきている印象」
「ジャクソンホールでのウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けて、ドルはアップサイドに行きやすい地合いが続くとみている。ウォーシュ氏の軸足はインフレの対処にあり、物価上昇に対して予防的に対応しようとしているためだ」