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Dominique Patton Helen Reid
[パリ 1日 ロイター] - フランスは1日、中国発の「SHEIN(シーイン)」や「Temu(テム)」などインターネット通販サイトで販売される安価な衣料品の急増を抑えるため、極端に安いファストファッションを対象とした課金制度の運用を開始した。
過剰生産による環境破壊に対処するため、6月に可決した「ファストファッション法」の一環。ボクサーパンツや靴下に0.25ユーロ(約0.3ドル)、コートに12ユーロ(約14ドル)などの手数料を課す。手数料の上限は製品の税抜き販売価格の50%に設定されている。
手数料は1ブランドで展開する取扱商品数、価格、修理のしやすさを考慮して計算され、2030年からさらに引き上げられる予定。ネット上で提供する商品数に基づいて小売業者に罰則を科すのは、欧州連合(EU)諸国の中でフランスが初めてとなる。
シーインの目論見書によると、今年3月31日時点の取扱商品は200万点を超え、毎日約4700点もの新しいアパレル商品が追加されている。
当局の説明によると、インディテックス傘下のザラやH&Mなどサイト上の取扱商品数がより少ない欧州の小売業者は、今回の措置の対象とならない見通しだ。
シーインとテムは取材要請に応じなかった。
中国商務省はこの法律について差別的で貿易障壁であり、世界貿易機関(WTO)の原則に違反している可能性があるとの考えを示している。