Hiroko Hamada

[東京 2日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は大幅続落し、前営業日比2.63%(1742円18銭)安の6万4473円16銭となった。原油価格の上昇や世界的な金利上昇を嫌気する形で幅広い銘柄で売りが先行。日経平均は一時、2000円近く下落する場面があった。プライム市場では9割以上の銘柄が値下がりするなど、ほぼ全面安の展開となった。

・日経平均は前営業日比1.54%安でスタートした後、すぐに下げ幅を広げ、節目の6万65000円を下回る。その後も軟調な地合いが続き、日経平均は6万4300円を中心にもみ合い。

・指数寄与度の高いAI(人工知能)・半導体関連株のほか、景気敏感株の下げが目立ち、日経平均を押し下げ。

・米国とイランの戦闘再開を受けて原油価格が上昇。米WTI原油先物は1バレル=90ドル台で推移。

・日銀の植田和男総裁は米国時間1日、20カ国(G20)財務相・中央銀行総裁会議後、ベセント米財務長官と8月30日に現地で会談したと明らかにした。「さまざまなテーマについて有益な議論を行うことができた」とする一方で、「詳細はノーコメント」とした。

・TOPIXは2.19%安の4090.28ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は4兆0137億3200万円。

・東証33業種では、全業種が値下がり。非鉄金属、ガラス・土石製品、輸送用機器などが下落率上位。

・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが86銘柄(5%)、値下がりは1449銘柄(93%)、変わらずは20銘柄(1%)。

<三菱UFJアセットマネジメント エグゼクティブファンドマネージャー 石金淳氏>

「長期金利が明確に3%台に乗せてきたことが重しになっている。金利がここまで上がってきたら株から債券へ資金シフトする投資家もいるのではないか」

「金利の上昇を受けて、先々の景気減速を織り込む動きが出ている印象。ディフェンシブ株は相対的に下げが小さい」

「目先は金利動向を見極めながらの展開か。AI・半導体株や景気敏感株は上値が重くなりそうだ」

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。