Leika Kihara David Lawder
[アシュビル(米ノースカロライナ州) 1日 ロイター] - 米財務省は1日、ベセント財務長官が日銀の植田和男総裁との会談で、インフレ期待を安定させるための取り組みについて協議し、円の過小評価に対処する日本の市場・金融面の措置に「強い支持」を表明したと明らかにした。
財務省の声明によると、ベセント氏は「インフレ期待を安定させ、過度な為替変動を回避するための健全な金融政策の策定と発信の重要性を強調した」という。さらに「長官は、円の大幅な過小評価に対処する日本の断固とした市場・金融面の措置に強い支持を表明し、円安が日本国内のインフレ圧力に寄与している役割に言及した」とした。
この発言は、日銀に利上げを求めるベセント長官の最近の主張を裏付けるもので、植田総裁が9月17─18日の金融政策決定会合で利上げを主張する論拠を強めるものとなる。
両氏は8月30日、ノースカロライナ州アシュビルで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に合わせて会談した。