Puyaan Singh Sneha S K

[11日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)は、生鮮農産物に関連した食中毒・感染症の集団発生が続く中、適切な加工・包装に関する最終指針を公表した。

新指針は、生鮮農産物由来のサイクロスポラ症やサルモネラ菌感染症の集団発生を踏まえ、衛生管理、供給業者の検証、冷蔵保存などの対策を推奨している。カットしたレタス、スライスしたメロン、角切りタマネギ、細切りニンジン、コールスロー用ミックス、フルーツサラダなどを製造・加工する企業を対象としているが、法的拘束力はない。

サルモネラ菌、サイクロスポラ、大腸菌、リステリア菌などの病原体による汚染の防止が主な目的で、カット生鮮野菜の加工業者に対して、こうした病原体が予防措置を必要とする危害要因に当たるかどうか評価するよう要請し、サプライチェーン(供給網)管理も求めている。具体的な対策として、安全な水の使用、抗菌性溶液による果物・野菜の洗浄、従業員の訓練、施設の設計改善などが盛り込まれた。

FDAのディアマンタス長官代行は11日のCNBCテレビで「米国民は葉物野菜を含む生鮮農産物の安全性に自信を持ってよい。FDAはサイクロスポラ集団感染に関連するアイスバーグレタスについて、7月17日のリコール(回収)によって市場から完全に除去されたと確信している」と述べた。

今回のサイクロスポラ症の集団感染は、米国で近年発生した食品由来の感染症として最大規模の1つで、テイラー・ファームズが供給したアイスバーグレタスとの関連が指摘されている。感染は15州に拡大し、特にミシガン州での感染者数が多い。

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