<47年の歴史を持つ「ガンダム」が、世界市場の攻略に動き出した。最新アニメとハリウッド実写映画を両輪に、狙うのは日本発の巨大フランチャイズの世界展開だ>
ガンダムの最新アニメシリーズ『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO(アレックスゼロ)』の製作が7月23日、アメリカのポップカルチャーイベント「サンディエゴ・コミコン」で発表された。
監督は『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の神山健治、またSF設定監修として作家の円城塔が参加する。1979年に誕生したガンダムシリーズは、テレビシリーズや劇場長編だけでも数十タイトルが作られている日本を代表するアニメブランドだ。
巨大なマーケットの存在も、シリーズ作品が長く続く理由の1つだ。製作するバンダイナムコグループは、ガンダムシリーズで年間2500億円以上(今年3月期)を稼ぎ出す。新シリーズ製作はグループ事業を左右するもので、大物スタッフの投入にも期待が表れている。
とりわけ注目されるのは、新作発表の場所にアメリカが選ばれたことだ。近年、世界のファンにアピールするため、海外イベントで重要な発表をする日本アニメが増えている。
ただ、サンディエゴ・コミコンは米ポップカルチャーの最大級のイベントで、日本アニメだけに絞ったイベントとは異なる。新シリーズをアメコミヒーローやテレビドラマと並べることで、日本アニメのファンだけでない土俵で勝負する決意表明がそこにある。
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