Kentaro Okasaka
[東京 4日 ロイター] - ソフトバンクグループ(SBG)の国内通信子会社、ソフトバンクが4日発表した2027年3月期の第1・四半期(26年4-6月)の連結純利益は前年比3.3%増の1500億円だった。クラウド・AI(人工知能)領域が好調で、法人顧客が対象のエンタープライズ事業が伸びたほか、全報告セグメントで増収となった。
売上高は前年比9.4%増の1561億円で過去最高を更新した。宮川潤一社長は決算会見で、クラウド・AI事業は来年度にかけて年平均30%ほどの売上高の成長が続くとの見通しを示した。「これまでAI関連の投資を積極的に行ってきたが、今年度から収穫期に入ってきている」と語り、さらなる上積みを図ると語った。
ファイナンス事業は傘下の決済関連会社PayPay(ペイペイ)などが展開するQRコード決済やクレジットカードの決済取扱高の増加などで246億円の増収となった。宮川社長は、6月に発表したT&Dフィナンシャル生命の買収や、傘下のSBペイメントサービスによるSP.LINKS(旧ソニーペイメントサービス)の買収を挙げ、金融サービスやオンライン決済取扱高の拡大を図る姿勢を示した。
通期の連結純利益予想は5600億円とした従来予想を維持した。IBESがまとめたアナリスト13人のコンセンサス予想は5676億円。