Marianna Parraga Mircely Guanipa
[カラカス 3日 ロイター] - 3日に発表された海運データによると、7月のベネズエラ原油輸出は日量116万バレルとなり、前月の120万バレルからやや減少した。在庫の取り崩しが減ったためだが、対米輸出は日量約78万6000バレルと、2019年初め以来の高水準に急増した。
輸出は5月に日量124万バレルでピークを付けた後、陸上貯蔵施設と洋上貯蔵からの原油・燃料の輸出が鈍化したことから2カ月連続で減少。だが米国向けは、1月の日量28万4000バレルから持続的な伸びを示している。
原油輸出は今年に入り、米国による制裁と、トランプ米政権がマドゥロ前大統領の追放を狙って行った海上封鎖による歴史的な低水準から急速に回復している。
米政府が1月にロドリゲス暫定大統領と署名した石油供給協定により、ベネズエラ産原油は主に商社を通じて米国、欧州、インドへの輸出が可能になった。
ただ、7月のインド向け輸出は前月の日量約27万7000バレルから約17万8000バレルに減少。欧州向けも同約9万9000バレルから約8万2200バレルに減った。
国営石油会社PDVSAの主要な合弁事業先である米シェブロンによる輸出は、日量約29万3000バレルとほぼ横ばいだった。一方、ビトル、トラフィグラ、ノバム・エナジーなどの商社は7月に日量約60万4000バレルを出荷。6月の同77万5000バレルを下回った。