[北京 2日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は、金融政策手段を適時に調整し、パンダ債(中国本土市場で非居住者が発行する人民元建て債券)の発行を促進する方針を示した。2日に発表した声明で明らかにした。
下半期の政策方針を策定するため開いた1日の作業会議の記録によると、人民銀は適度に緩和的な金融政策を引き続き実施し、潤沢な流動性を維持する方針だ。
人民銀は声明で、「金融市場の高いレベルでの開放を着実に推進し、国内外のインフラ協力を進め、流動性管理およびリスクヘッジ手段を充実する」と表明。
さらに、「地方政府融資平台(LGFV)の債務リスク解消を引き続き資金面で支援し、市場志向型への転換を促進する」とした。
また、海外機関のパンダ債発行を促進するほか、上海のクロスボーダー金融・オフショア金融サービスを強化し、香港のオフショア人民元取引ハブとしての地位を強固にする方針を示した。
会議は人民銀の潘功勝総裁が主宰した。共産党中央政治局は7月30日、既に予算計上済みのインフラ関連事業について、年内の残り期間に財政支出のペースを加速させるよう呼びかけていた。