[24日 ロイター] - 英銀大手バークレイズは24日、ホルムズ海峡を巡る膠着状態の期間によって、同社の原油価格予想が上振れするリスクがあるとの見方を示した。
現状があと1カ月、2カ月、3カ月続くシナリオでは、2026年の北海ブレント価格予想である1バレル=96ドルに対し、それぞれ2ドル、7ドル、10ドルの上振れリスクあると分析した。
原油価格は24日までの週に、5月以来初めて100ドルに急騰。戦闘再燃を受け、ホルムズ海峡経由の貿易がほぼ停止したことで、世界的な供給混乱への懸念が改めて高まった。
バークレイズはノートで「通常通り、スポット価格が動きを主導する公算が大きく、3カ月シナリオでは150ドルを試す可能性がある」と述べた。
同社は今月、26年と27年の北海ブレント予想をそれぞれ96ドル、85ドルで据え置いていた。
ロイターがアナリストを対象に実施した調査によると、今回の紛争を受け、26年の世界的な原油需給の不足観測が強まった。ただ、湾岸からの供給回復や米国の堅調な生産、中国の需要減速により、27年には供給過剰に転じると見込まれている。