Tim McLaughlin
[26日 ロイター] - 米エネルギー省は26日、猛暑による停電を防ぐため、中部と西部17州の一部地域を管轄する送電網運営会社サウスウェスト・パワー・プール(SPP)に対し、待機中の電源を稼働させることを認める緊急命令を出した。
ノースダコタ州からルイジアナ州にまたがる人口2000万人の地域で電力供給の信頼性を維持するため、必要に応じて発電設備を稼働させるよう指示した。
SPPはこれに先立ち、需要ピーク時に緊急事態が続く可能性が高いと警告していた。
エネルギー省は、緊急警報レベル3を宣言する前の最終手段として、SPPがバックアップ電源を稼働させることも認めた。レベル3は送電網運営会社が計画停電を命じる直前の段階の一つとされる。エネルギー省はSPPの要請を受けて命令を発出したとしている。
SPPではここ1週間に計画停電のリスクが高まった。24日には隣接する送電網から融通していた電力が突然途絶え、SPPはアリゾナ、コロラド、モンタナ、ネブラスカ、サウスダコタ、ワイオミング、ユタ各州の一部にまたがる管轄地域で、発電所の停止や再生可能エネルギー発電の減少に備えた予備電力がぎりぎりの状態となった。
同日は自発的な節電を呼びかけて予備電力を維持し、停電を回避した。ただ、26日に気温が摂氏32度を超えると予想される中、SPPは同日夕方に西部地域で週の需要ピークを迎えると見込んでいる。