[24日 ロイター] - LSEGリッパーのデータによると、米国の投資適格債ファンドと上場投資信託(ETF)は22日までの1週間、大幅な資金流出となった。原油高を受けたインフレ懸念で米国債利回りが上昇し、投資家が固定利付き債への投資を減らしたことが背景にある。

米投資適格債ファンドは71億ドルの純流出となり、週間の資金流出額として過去最大を記録した。20日には1日当たりの流出額として過去最大の82億ドルを記録していた。

投資適格債は、米国債利回りの上昇と信用スプレッドの拡大で下押し圧力を受けた。投資適格債は残存期間が長くクーポンが低いため、ハイイールド債よりも金利変動の影響を受けやすい。

中東情勢の緊迫化を受けて、原油価格は今月に入って約40%上昇。投資家は米金融政策の道筋を見直す動きを迫られた。CMEのフェドウオッチによると、トレーダーが織り込む来週の米連邦準備理事会(FRB)会合での利上げ確率は倍以上に上昇し、30%程度となった。

一方、ハイイールド債ファンドには約5億3400万ドルが流入、レバレッジドローンファンドも小幅な資金流入となった。

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