[フランクフルト 24日 ロイター] - ユーロ圏のインフレ期待はこの3カ月間でほぼ変わらず、物価上昇率は来年に急速に鈍化した後、2028年に2%の目標水準に低下する見通しであることが欧州中央銀行(ECB)が24日公表した調査で明らかになった。

ユーロ圏のインフレ率はエネルギー価格の高騰により数カ月にわたって約3%で推移してきたが、大半のエコノミストは物価上昇率がピークに近づいており、27年のいずれかの時点で目標に向けて低下していくとみている。

調査によると、今年のインフレ率は平均2.7%と前回予想から変わらず、27年は2.1%から2.2%に引き上げられた。インフレ率はその後28年に2%に達し、その水準を維持するとの見通しが示された。

ECBは23日、エネルギー価格の高騰が急速なインフレを持続させる二次的効果をまだ生み出していないとして政策金利を据え置いたが、早ければ9月にも一段の引き締めに動く可能性を明確に示唆した。

金利据え置きは経済成長が依然力強さを欠いていることも背景にあり、今回の調査ではこの弱さが浮き彫りになった。

今年の成長率は0.6%と3カ月前の予想の1.0%を下回り、来年の成長率も1.3%から1.2%に下方修正された。

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