[北京 24日 ロイター] - 中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)が24日発表した2026年第2・四半期(4―6月)決算は純利益が前年同期比36.5%増の225億元(33億2000万ドル)と、伸び率は四半期ベースとして約1年ぶりの低い水準となった。ただ、LSEGスマートエスティメートがまとめたアナリストらの市場予想の29.7%増を上回った。
電気自動車(EV)市場の需要が軟化する中、エネルギー貯蔵事業の力強い成長が業績を下支えした。売上高は56.9%増の1478億元で、伸び率は前期(第1・四半期)の52.5%から加速した。
CATLはEV産業の成熟が進み、電池メーカーが競争激化と利益率への圧力に直面する中、エネルギー貯蔵を主要な成長分野と位置付けている。
SNEリサーチによると、CATLのエネルギー貯蔵用リチウムイオン電池の出荷量は第1・四半期に前年同期の2倍弱となり、世界市場でのシェアは前年同期の26.9%から29.9%へ上昇した。
一方、エネルギー貯蔵用電池の上半期の粗利益率は24.0%と、前年同期の25.5%から低下。中核事業のEV用電池の粗利益率も1.8ポイント低下して20.6%となった。
SNEリサーチによると、CATLは米テスラ、ドイツのBMW、フォルクスワーゲン(VW)などの自動車メーカーに電池を供給しており、1―5月のEV用電池の世界市場でのシェアは40.2%。
CATLは人民元建てA株を対象とした200億―400億元規模の自社株買いを実施する計画も明らかにした。