David Jeans Echo Wang
[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米新興防衛テクノロジー企業アンドゥリル・インダストリーズは新たな資金調達ラウンドに向けて投資家と協議中で、実現すれば企業価値の評価額が1000億ドルに達してノースロップ・グラマンやロッキード・マーチンといった米防衛大手に匹敵する規模となる可能性がある。事情に詳しい関係者2人がロイターに明らかにした。
アンドゥリルの追加の資金調達計画と企業価値の評価額について報じられるのは今回が初めて。計画はなお流動的だという。
関係者によると、調達では2段階方式を採用する案が浮上している。その場合、投資家は1年以内に実施する可能性がある第2ラウンドの調達で、より高い企業価値を前提に追加出資を確約する必要がある。第2ラウンドの企業価値は、アンドゥリルが一定の財務目標を達成することを条件とする可能性があるという。計画中の調達額は確認できなかった。
アンドゥリルの広報担当者は声明で、将来の資金調達について決定していないと説明。「非公開企業として、事業の成長に必要な資金を確保する機会を常に検討している」と述べた。
米国とイランの紛争が続く中、同社はドローン(無人機)やソフトウエア、ミサイルといった製品群への期待を背景に投資家の強い関心を集めている。
アンドゥリルは2カ月前に実施した50億ドルの資金調達ラウンドで企業価値が610億ドルと評価され、従来の2倍に膨らんだ。