Trevor Hunnicutt
[アンドルーズ空軍基地(米メリーランド州) 19日 ロイター] - トランプ米大統領は19日、カタールから寄贈された新たな大統領専用機エアフォースワンについて、近く改修が行われると明らかにした。同ジェット機を巡っては、セキュリティー機能に関する疑問が浮上している。
トランプ氏は昨年、カタールから同機の寄贈を受け、大統領専用機として使用するための改修作業が急ピッチで進められた。今月1日から同機での飛行を始めたが、8日には北大西洋条約機構(NATO)首脳会議が開催されたトルコ訪問後の帰路で同機を使用せず、旧型機に搭乗した。その後、英国で新しい機体に乗り換え、ワシントンへ向かった。
トランプ氏は19日、新型機にミサイル防衛能力が欠けているかと問われたのに対し、「(同機は)多くの機能を備えている」とした上で、「私の理解では、1カ月ほどで機体を引き渡し、フル装備にする。作業には約1カ月かかる」と語った。
カタールから寄贈された機体の改修が極めて短期間で完了したことから、一部の専門家は旧型機と比べて安全性が劣る可能性があると懸念を示していた。
新型機にセキュリティー上の問題があると報じた米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)の記者らは今月、連邦大陪審での証言を命じる召喚状を受け取った。同紙は召喚状の差し止めを裁判所に申し立てている。