[アンカラ 6日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は6日、欧州のNATO加盟国とカナダは国防費全体を既に国内総生産(GDP)比で約4%まで引き上げていると述べた。
トルコのアンカラで開かれるNATO首脳会議を翌日に控え、ルッテ氏は記者団に対し、「昨年、欧州の同盟国とカナダは、中核的な国防費への支出を前年比で約20%増やした。2025年と26年を合わせると、2580億ドルの追加投資となる」とし、「この傾向は続いている」と語った。
NATO加盟国は昨年の首脳会議で、35年までに国防費全体をGDP比5%に引き上げることで合意した。その内訳は、中核的な国防投資に3.5%、安全保障関連分野にさらに1.5%となっている。
ルッテ氏は、「アンカラでは、各国がGDP比5%の目標達成に向けた明確で具体的かつ信頼できる計画を提示することを期待している」とし、「10年計画のわずか1年目にして、欧州の同盟国とカナダは既にGDP比約4%を国防・安全保障分野に投じている」と述べた。
ルッテ氏はまた、NATO加盟国が7日に開かれる防衛産業関係者とのフォーラムで、「数百億ドル規模の新規契約」を発表する見通しだと明らかにした。