[ロンドン 6日 ロイター] - 英国防省は6日、ノルウェー海に展開する自国の空母にロシアの哨戒機が繰り返し接近したため、英戦闘機が緊急発進して対応したと発表した。ロシア機の行動を「安全を欠き、プロフェッショナルではない」と非難した。
7日からトルコのアンカラで北大西洋条約機構(NATO)会合が開かれる中で起きた。
英国防省によると、2日、空母「プリンス・オブ・ウェールズ」に対し、ロシアの海上哨戒機「ベアF」が低高度で「不必要に異常接近」した。「ベアFは空母のすぐ近くに多数のソノブイ(潜水艦の探知や追跡に使われるソナー装置)を投下した」という。プリンス・オブ・ウェールズからF35戦闘機2機が発進し、ロシア機が同海域を離れるまで対応に当たったとした。
プリンス・オブ・ウェールズ空母打撃群は現在、北大西洋の安全保障を強化する取り組みの一環として、NATOの指揮下でハイノース(北極圏)に展開している。
英国は今年4月、同国海域やその周辺に1カ月以上とどまっているロシアの潜水艦による海底ケーブルやパイプラインへの攻撃を防ぐため艦艇を配備した。