Paul Sandle

[ロンドン 6日 ロイター] - 米コムキャスト傘下のスカイは、英民放ITVの放送チャンネルと配信サービスを16億ポンド(21億3000万ドル)で買収することで合意した。ネットフリックスやアマゾン、ディズニーといった世界的なメディア事業者と競合し得る規模を持つ英企業が誕生する。

スカイのダナ・ストロング最高経営責任者(CEO)は、買収について、英放送業界の歴史で最大級の「画期的な出来事」だと述べた。

ITVの公共サービスチャンネルと、スカイの主力有料テレビ事業が統合すれば、英テレビ広告市場の70%以上を占めることになるとアナリストは指摘する。

ストロング氏は、この買収によって、急速に変化する世界において「傑出した英国の番組」を届けることになると説明。

「ITVは英国の生活の中心にある公共放送であり続ける。共に築ける未来にわくわくしている」と語った。

ITVは現金で12億ポンドを受け取るほか、2027会計年度の広告実績に応じて最大2億ポンドのアーンアウト(成功報酬)を受け取る。また「ブリティッシュ・ベイクオフ」の制作会社であるラブ・プロダクションズを取得し、売却対象でないITVスタジオ事業に加える。

統合後のITV・スカイは、2028─32年にかけて最低21億ポンドを投資する

スカイは2018年にコムキャストに売却された。コムキャストは6月、配信の競合他社からの圧力が高まる中、NBCユニバーサルとスカイを含むメディア資産をケーブル事業から分離すると表明していた。

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