Hiroko Hamada

[東京 6日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に反落し、前営業日比0.01%(6円38銭)安の6万9737円69銭で取引を終えた。前場は韓国株の軟調な推移が重しとなり、指数寄与度の大きいAI(人工知能)・半導体株の下落が相場を押し下げた。ただ、その後は押し目買いも入り、後場は下げ渋る展開が継続。引き続き、出遅れ感のある銘柄へ資金が向かい、TOPIXは取引時間中の最高値を更新した。

日経平均は前営業日比0.33%(229円27銭)高でスタートした後、前場終盤に6万8904円41銭の安値を付けた。人工知能(AI)・半導体株の一角が売られ、指数を押し下げたが、その後は下げ幅を縮小。韓国株が下げ止まったことから、日本株市場も次第に売りが一服し、大引けにかけては前営業日終値付近でもみ合った。個別材料を手掛かりにした物色がみられたほか、出遅れているセクターへの買いもみられた。

グロース銘柄の寄与が大きい日経平均とバリュー株の影響が出やすいTOPIXの比率を示すNT倍率は、6月下旬には18倍台を付けていたが、足元は17倍まで低下している。

市場では「直近3カ月で買われていたセクターが調整気味となる中、売られていた銘柄が買い戻されている」(T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー・浪岡宏氏)との声が聞かれた。AI・半導体関連の需要に対する懸念が出ているわけではないものの、割高感から関連銘柄には利益確定売りが出やすいという。

目先は「TOPIX優位となりそうで、引き続き割安株を物色する動きが続きそうだ」(浪岡氏)という。

TOPIXは0.92%高の4101.96ポイントで取引を終了。東証プライム市場指数は前営業日比0.91%高の2115.8ポイントだった。年初来高値を更新した。プライム市場の売買代金は9兆8053億1700万円だった。東証33業種では、海運、輸送用機器、機械など28業種が値上がり。ガラス・土石製品、非鉄金属、精密機器など5業種が値下がりした。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.44%高の743.75ポイントと、3日続伸した。

個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが上場来高値。三菱重工業、IHIが大幅高となったほか、トヨタ自動車が堅調。

一方、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンが下落。イビデンや太陽誘電が大幅安となった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1142銘柄(73%)、値下がりは384銘柄(24%)、変わらずは32銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 69737.69 -6.38 69973.34 68,904.41

─70,384.59

TOPIX 4101.96 +37.36 4075.11 4,067.71─

4,109.61

プライム市場指数 2115.80 +19.01 2102.42 2,098.32─

2,119.83

スタンダード市場指数 1652.17 +7.84 1648.61 1,645.85─

1,657.73

グロース市場指数 956.81 +13.30 946.52 945.15─96

2.61

グロース250指数 743.75 +10.57 735.50 734.31─74

8.73

東証出来高(万株) 205888 東証売買代金(億 98053.17

円)

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