[香港 6日 ロイター] - 香港株式市場では今週、一連のロックアップ期間が終了する。市場関係者によると、市場に売り圧力をもたらす可能性がある。

• 智譜(ナレッジ・アトラス・テクノロジー)は8日、6カ月間のコーナーストーン投資家向けロックアップ期間が満了し、発行済み株式の約6%に相当する2560万株が「解放」される。この中国のAI(人工知能)開発企業の株価は上場以来1200%以上急騰している。

• ミニマックスと天数智芯も、今週ロックアップ期間終了を迎える6社のうち2社であり、それぞれ発行済み株式の45%と4.3%がロックアップ解除となる。

• 新規上場銘柄の目を引くリターンは、利益確定売り圧力をさらに強める可能性がある。EYによると、2026年上半期の香港新規株式公開(IPO)の初日平均リターンは61%だったのに対し、市場全体は低迷している。

• 香港の代表的な株価指数であるハンセン指数は今年に入って8.9%下落している。

• モルガン・スタンレーのアナリストはリポートで、セカンダリー市場の売り圧力は7月と9月に最も集中すると指摘。「こうした事象はファンダメンタルズ(基礎的条件)が健全な状態であっても流動性の逆風をもたらす可能性がある」とし、自行が短期的に香港市場に対して慎重な姿勢を維持する主な理由の一つと述べた。

• ゴールドマン・サックスは、今後12カ月間で2740億ドル相当のロックアップ株式が香港市場に放出されると推計しており、これは過去最高水準となる。

• ゴールドマンのアナリストはリポートで、過去の実績では株式が市場に放出されてから3─6カ月以内に株価は4%から7%下落する傾向にあると指摘した。

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