[ソウル 6日 ロイター] - 韓国の李在明大統領は6日、先週発表した半導体・人工知能(AI)関連の大規模プロジェクトについて、迅速に着手するよう当局に指示した。

許認可や用地取得、電力・水の供給確保が遅れれば、先端産業で主導権を握る韓国の取り組みが損なわれかねないと警告した。

「こうした状況下では誰がより迅速に動き、先にリードを確保するかによって、結果が決まるようだ。重要なのはスピードだけだ」と政府の会合で述べた。

• 龍仁産業団地は用地確定から着工に至るまで6年を要したが、それでも比較的早いとされてきたと指摘。環境影響評価などの承認手続きを可能な限り短縮するよう求めた。

• 通常は順次処理される手続きについても、並行して進めるべきだと述べた。

• 李氏は、電力・水道インフラを先回りして確保するよう求め、半導体プロジェクトにとって電力は特に重要な課題になると指摘した。

• 再生可能エネルギーが拡大しているにもかかわらず、企業がベースロード電源(安定供給電源)の確保について懸念を示していると述べ、そうした懸念に事前に対応するよう当局者に指示した。

• 韓国は先週、世界的な主導権の確保とソウル首都圏以外の地域での成長促進に向け、半導体やAI産業などに5760億ドル超を投資する計画を発表した。

• サムスン電子とSKハイニックスがそれぞれ400兆ウォン(2600億ドル)を投じ、韓国南西部に新たな半導体製造拠点を建設する。忠清地域の半導体パッケージングクラスターには別途81兆ウォンが投資される見通しだ。

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