[3日 ロイター] - 調査会社ニュー・オートモーティブが3日発表したデータによると、6月の英国における新車登録台数は前年同月比15%増の21万5921台となり、電池式電気自動車(BEV)は同38%増の6万4440台と、全体の30%近くを占めた。燃料価格の高騰がEV需要を押し上げた。
ニュー・オートモーティブによると、政府の補助金や低価格モデルの品揃えの拡充も販売増に寄与した。
自動車メーカーは、新車販売台数に占めるBEVの割合について年間目標を定めた英国のゼロエミッション車(ZEV)規制への対応を急いでいる。さらに2027年から施行される欧州連合(EU)のより厳格な通商規則による圧力も高まっている。
英自動車製造販売協会(SMMT)は、英国のEU離脱(ブレグジット)後の現地調達率に関する規則についてEUと合意に至らなければ、英EVメーカーに来年1月から14億ポンドの関税を課される可能性があると警告。EUは依然として英最大の自動車輸出市場だ。
年初来ベースで英国の新車登録台数に占めるBEVの割合は24.9%に達しているが、政府が掲げる目標の33%にはまだ到達していない。
メーカー別ではテスラの登録台数は同42%増の1万2403台となり、欧州市場における販売回復の一端をのぞかせた。一方、中国の比亜迪(BYD)は同9%増の2999台だった。