Canan Sevgili
[3日 ロイター] - トルコ統計局が3日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比32.11%上昇と、5月の32.61%から伸びがやや鈍化した。イラン戦争を受けたエネルギー価格上昇で、ここ数カ月中断していたインフレ鈍化トレンドが再開したことが示唆された。
前月比は0.99%上昇。前年比、前月比ともにロイターがまとめた市場予想と一致した。
生産者物価指数(PPI)は前月比が1.8%上昇、前年比が28.09%上昇だった。
シムシェキ財務相は、世界的なエネルギーコスト上昇で中断していた同国のディスインフレ基調が6月に再開したと指摘。
Xへの投稿で、燃料価格下落や、生鮮野菜・果物価格が良好だったことが見通しを支えたと分析し、「商品価格の正常化、家賃インフレの緩和、緩やかな需要に支えられ、年内はディスインフレが継続すると予想している」と述べた。
中央銀行は5月に公表した四半期インフレ報告書で、2026年末時点のインフレ率見通しを従来の16%から24%に引き上げ、イラン戦争による短期的なインフレ押し上げ効果は「顕著」に残るとしていた。