[6日 ロイター] - 6日の金相場は2週間ぶり高値付近で推移している。先週発表された米雇用統計が予想より弱い内容となり、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ観測がやや後退したことが背景。

・0028GMT(日本時間午前9時28分)時点で、金現物は1オンス=4175.02ドルと横ばい。先週は5週ぶりに反発し、週間ベースで2%を超す上昇となった。米国の金先物8月限は1.5%高の4186.80ドル。

・ 米労働省が2日発表した6月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は5万7000人増加と、エコノミスト予想を大幅に下回った。前月分と前々月分もそれぞれ下方修正された。労働市場の減速が示されたことを受け、金融市場ではFRBが近く利上げに踏み切るとの観測が後退した。

・CMEのフェドウオッチによると、市場は現在、9月の米利上げ確率を約55%と見込んでおり、雇用統計発表前の60%超から低下している。[FEDWATCH/]

・8日に公表される6月16日─17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が注目される。今回はウォーシュ議長就任後初の会合だった。

・JPモルガンは、主要セクターからの金需要は従来の想定ほど強くならないとして、今年の金価格の上昇は第3・四半期に1オンス=4300ドル、第4・四半期に4500ドルにとどまるとの見方を示した。

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