[6日 ロイター] - 韓国の半導体大手SKハイニックスは6日、米市場での上場手続きを開始する。世界的な人工知能(AI)ブームを追い風に、調達額は約280億ドルと世界最大級の新株発行になる見通し。当局への提出書類で明らかになった。
同社はナスダック市場での米国預託証券(ADR)上場で1779万株の新株を発行する。これにより、世界で最も時価総額の高いハイテク企業の一つとなる。
10ADRが普通株1株に相当し、SKハイニックスのソウル市場での取引価格に基づく価格レンジは6日に明らかにされる予定。
SKハイニックスの株価は1%高で推移している。AI関連銘柄に対する世界的な投資家需要の高まりを背景に、年初来では約273%上昇している。
当局への提出書類によると、ニューヨーク上場の最終価格は9日に決定され、10日に取引が開始される。同社経営陣は今週、ロードショー(投資家説明会)で世界の投資家と面会する。
今回の案件は、先月に857億ドルの過去最大の新規株式公開(IPO)を実施したスペースXに次ぐ、史上2番目の規模となる見込みで、2019年のサウジアラビア国営石油会社アラムコによる256億ドルのIPOや、14年のアリババによる同規模のIPOを上回る。