Joshua McElwee

[ランペドゥーザ(イタリア) 4日 ロイター] - ローマ教皇レオ14世は4日、米国の建国250年に合わせて母国に向けた書簡を発表し、移民を歓迎し保護するよう米国民に訴えた。

教皇は昨年、トランプ米大統領の強硬な反移民政策を「非人道的」と批判してトランプ氏の怒りを買った。

書簡では、生命を守るというカトリックの価値観には「移民を歓迎し、保護し、支援する」ことが含まれると強調。「(移民を)思いやりと寛容さをもって受け入れることは、慈善の行為であるだけでなく、全ての人間に備わる尊厳を認めることでもある」とした。

教皇はこの日、イタリア最南端のランペドゥーザ島を訪問した。同島はアフリカから危険な地中海横断を試みて欧州を目指す移民の玄関口となっている。教皇は欧州の指導者らに対し、今年に入って7000人を超えた到着者への支援強化を訴えた。

欧州の指導者らに対し、移民問題に包括的に取り組み、緊急支援を移民の受け入れ、保護、支援、統合に向けた長期的な戦略計画に組み込むよう求めた。

また、移民の出身国の状況改善を支援することも呼びかけた。

バチカン当局者によると、教皇は移民支援というメッセージを強調するため、ランペドゥーザ島訪問を米独立記念日の7月4日に合わせた。

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