[キーウ 4日 ロイター] - ロシアは3日、ウクライナ東部ドネツク州の要衝コンスタンチノフカの制圧を発表した。ロシア国防省は4日、ウクライナに対しコンスタンチノフカで6日から6時間の攻撃停止を提案した。ゼレンスキー大統領は、コンスタンチノフカは依然ウクライナの管理下にあるとして、ロシアの主張を否定した。

ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は3日、ドネツク州進攻で長年目標としてきたコンスタンチノフカを制圧したとプーチン大統領に報告した。

ロシア国防省は、コンスタンチノフカ周辺で6日に6時間、攻撃を停止し、ウクライナ軍の戦死者の遺体を引き渡すことを提案。ウクライナ側にモスクワ時間5日正午(日本時間午後6時)までの回答を求めた。

ゼレンスキー氏は、ロシアの主張を否定し「ニュースを作り出そうとする、ロシアの新たなうそに過ぎない」とXに投稿。「もしコンスタンチノフカがロシアの支配下にあるのなら、最終的な停戦に向けた外交的手段を見つけるために、プーチン氏がそこで私と会うことに何の問題もないはずだ」と指摘した。

ウクライナ軍参謀本部も、コンスタンチノフカが依然としてウクライナ軍の支配下にあるとし、「東部部隊第19軍団の軍事部隊および下位部隊は、当地およびその周辺の指定された防衛線で引き続き防衛活動を実施している」との声明を発表した。

ロシアのペスコフ大統領報道官は国内ラジオ番組で、コンスタンチノフカはすでにロシアの一部であり、モスクワでプーチン氏と会談するというロシア政府のゼレンスキー氏への招待は依然として有効だと述べ、ゼレンスキー氏の会談提案を一蹴した。

コンスタンチノフカは、ドネツク州北部のウクライナの「要塞ベルト」の南端にあり、ロシアがそこを制圧すれば、北上するための足掛かりを得ると専門家は指摘する。ロシア国防省は、軍司令官の報告として、さらに北東にあるリマン周辺で激しい戦闘が続いていると述べた。

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