[ニューデリー 3日 ロイター] - インド政府は、米アップルが9月に発表する予定の新型iPhone「18プロ」に関連する文書が暴露された、タタ・エレクトロニクスのデータ流出問題について調査を行っている。電子・IT省の高官が3日、明らかにした。

この問題は、アップルのインドのサプライヤー、タタ・エレクトロニクスからデータを盗み出したランサムウエア(身代金要求型ウイルス)グループが、ダークウェブにファイルを公開したというもの。ロイターの取材によると、iPhone18プロの写真のほか、部品やサプライヤーの機密リストなどが公開された。

電子・情報技術省のクリシュナン次官は記者団に、コンピューターセキュリティー問題を担当するコンピューター緊急対応チームに事案が報告され、調査していると説明した。

今回のデータ流出は、世界中のサプライヤーを利用するアップルのiPhone製造を脅かすものだ。流出データには少なくとも6つのファイルが含まれており、iPhone18プロの特定部品をどの企業が製造しているかが記載されている。こうした情報は、アップルが公開しているサプライヤーのデータベースには開示されていない。

またアップル以外に、テスラ、クアルコム、台湾積体電路製造(TSMC)の文書もダークウェブに公開されており、タタは国際的なコンサルタントを起用してフォレンジック(電子鑑識)調査を実施している。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。