[ワルシャワ 2日 ロイター] - ポーランドのコシニャクカミシュ副首相兼国防相は2日、同国はウクライナに対して軍事支援とミグ29戦闘機を供与する方針だが、ウクライナはドローン(無人機)技術をポーランドに提供する約束を果たしていないと非難した。ポーランドのラジオ局トロイカに語った。
コシニャクカミシュ氏は、ウクライナがポーランドへ無人機技術を提供する見返りにポーランドがウクライナにミグ29戦闘機を追加供与する協議は何カ月も続いてきたと指摘。「彼らは当初、この決定に合意したが、現在は合意を順守していない」と述べた。
同氏は、ウクライナが既に無人機をクウェートに売却できている以上、ウクライナを支援しているポーランドにも報いることができるはずだと主張した。
ロシアが2022年にウクライナへの侵攻を開始して以降、ポーランドはウクライナを最も強く支援してきた国の1つであり、軍事支援を提供したほか、西側による支援の物流拠点としての役割を担ってきた。
だが両国の関係は、歴史問題や農産物の輸入を巡って繰り返し緊迫している。
最近ではポーランドのナブロツキ大統領が、ウクライナのゼレンスキー大統領に授与されたポーランド最高位の勲章を剝奪した。ゼレンスキー氏が、第2次大戦期にポーランド人虐殺に関与したウクライナ民族主義組織の名称を軍特殊部隊の呼称に取り入れたことを巡る論争が背景。