Jana Choukeir Feras Dalatey
[ベイルート 2日 ロイター] - シリアのシャイバニ外相は2日、レバノンの親イラン武装組織ヒズボラについて、必要なら会談に応じる用意があると述べた。レバノン国営通信が報じた。
シャイバニ氏はレバノンの首都ベイルートを訪問し、アウン大統領のほか、ヒズボラと近い関係にあるベリ国民議会議長らと会談した。同外相のレバノン訪問は、トランプ米大統領がシリア軍によるレバノンでのヒズボラ掃討の可能性に言及して以降初めて。
シリアのシャラア暫定大統領はこれまで、同国がレバノンに部隊を派遣するとの見方について、うわさだとして否定してきた。
シェイバニ氏はレバノンとシリアの二国間関係を強化するため、高官級で協力について協議する委員会を設置することで合意したと表明。記者会見で「私たちがレバノンにもたらすのは愛と、両国間の関係での痛ましい過去を乗り越えるという決意だけだ」と訴えた。
アサド前政権を2024年に倒したシリア暫定政府は、米国の同盟国として存在感を高めている。米国とイスラエルによるイラン攻撃に端を発した中東紛争への関与もおおむね避けてきた。
シリアを牛耳っていたアサド一族は長い間にわたってレバノンを支配し、1975―90年の内戦中の76年に軍隊を派遣。内戦後は2005年に軍隊が撤退するまで、レバノンの政治を掌握していた。
アウン氏の事務所によると、シリアのシャラア暫定大統領はアウン氏に対し、レバノンの内政に介入しないことを確約した。
NNAによると、イスラエル軍は2日にレバノン南部ハダサにある数軒の住宅を爆破した。