Sam Li Lewis Jackson

[北京 2日 ロイター] - アジア時間の原油先物は続落。1日に終了した米国とイランの間接協議について、カタールが「前向きな進展」があったと発表したことが背景。

0102GMT(日本時間午前10時02分)時点で、北海ブレント先物は0.73ドル(1.02%)安の1バレル=70.84ドル、米WTI先物は0.83ドル(1.21%)安の67.75ドル。

前日の取引では両指標とも1%以上下落し、4カ月ぶりの安値を記録した。

関係筋によると、米国とイランの交渉担当者はカタールのドーハで2日間にわたり、ホルムズ海峡の海上交通とイランの凍結資金の解除について協議を行った。

タンカーの航行は回復し始めており、バンス米副大統領は具体的な数値を挙げなかったものの、同海峡を通る石油輸送量が戦争前の水準に戻ったと述べた。

また関係筋によると、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は、今月5日の会合で8月の生産目標をさらに引き上げることで合意する公算が大きい。ホルムズ海峡が徐々に再開される中で価格が下落している時期に供給を上積みすることになる。

米エネルギー情報局が1日発表した統計によると、米原油在庫は前週比380万バレル減の4億0840万バレルと、2018年9月以来の低水準となった。

ただ、減少幅はロイターがまとめたアナリスト予想(450万バレル減)より小幅だった。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。