[1日 ロイター] - 米実業家イーロン・マスク氏は1日、自身が率いる宇宙開発企業スペースXが先月実施した新規株式公開(IPO)に先立ち、人工知能(AI)特化型の携帯端末の試作品を投資家やその他の利害関係者に披露したとする米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道を否定した。
マスク氏は短文投稿サイト「X」で、詳細には触れずに「完全に誤りだ」と書き込んだ。
WSJは関係者の話として、その試作品は独自の基本ソフト(OS)で作動するように設計されており、AI企業「xAI」のAI技術を採用し、クアルコムの半導体「スナップドラゴン」を使用する予定だと伝えていた。
さらにWSJによると、スペースXは一部の投資家に、端末開発プロジェクトはまだ初期段階で設計も進化の途中であり、最終的に端末が製造される確証はないと伝えた。
スペースXとクアルコムはコメント要請に応じなかった。
ロイターは2月、スペースXが衛星通信サービス「スターリンク」に接続し、スマートフォンに対抗しうるモバイル端末を開発する計画があると報じた。
マスク氏は1月、スターリンク接続端末について「いつかは検討の対象外ではなくなる」とした上で、そうした端末は現在の携帯電話とは大きく異なるだろうと話していた。