Svea Herbst-Bayliss
[ニューヨーク 1日 ロイター] - バークレイズのデータによると、物言う株主(アクティビスト)が第2・四半期に世界の企業に対して改革要求を強め、上半期ではこうした動きが前年を上回るペースになった。M&A(合併・買収)市場が回復する中、身売り要求は最多となっている。
それによると、エリオット・インベストメント・マネジメント、ジャナ・パートナーズ、スターボード・バリューといった物言う株主は、1─6月に前年同期比5%増となる136件の改革要求を提示した。
25年通期の件数は過去最多の256件に達し、その反動で26年第1・四半期の活動は低調だったが、第2・四半期は74件と大幅に増加した。
上半期の活動の大半は米国に集中し、バークレイズによると、前年比13%増の68件に上った。半分超はテクノロジー・産業関連企業が対象だった。
要求のうち最も多かったのはM&A関連の動きで、中でも身売り要求が目立った。上半期では21%が身売り要求で、22年の14%から拡大した。また、取締役会の刷新、株主還元、戦略・事業運営の改善などの要求もあった。
約800億ドルの資産を運用するエリオットは、上半期に最多12件の改革要求を出した。オアシス・マネジメント、ダルトン・インベストメンツ、アイレニック・キャピタル・マネジメント、パリサー・キャピタルも積極的に動き、エリオットと合わせると全体の約41%を占めた。