Anzar Mehraj

[1日 ロイター] - ソニーグループは1日、ゲーム機「プレイステーション(PS)」シリーズ向けの新作ソフトに関し、2028年1月以降はディスク版を生産しないと発表した。オンラインでソフトを配信するデジタルメディアを購入する消費者が広がったため、デジタル配信へ完全移行することを決めた。

28年1月以降の新作ソフトは、公式デジタルストア「プレイステーションストア」および小売業者を通じてデジタルメディアだけを販売する。既に発売済みのタイトルや、それまでにディスク版を発売することが決まっている場合には適用されない。

ソニーによると、2025年度の同社のゲームソフト売上高のうちデジタルメディアが約8割を占めていた。

ニューヨーク大スターン・ビジネススクールのヨスト・ファン・ドルーネン教授(ゲーム学)は「ディスク版を廃止すれば利益率は向上するが、より大きなストレージ容量が必要になる可能性が高く、そのコストもさらに高騰している」と指摘した。

一方、ソニーはともに旧型機種の家庭用ゲーム機「PS3」および携帯型ゲーム機「PSヴィータ」に対応したプレイステーションストアを今年から順次終了することも発表。今年8月にメキシコとホンジュラス、ニカラグアで終え、今年後半に他の中南米諸国と中欧、来年には世界でそれぞれ終了する。

これらのゲーム機は発売から15―20年が経過しており、アカウント制オンラインサービス「プレイステーションネットワーク」で採用されている安全な決済システムに対応できなくなったと説明している。利用者はプレイステーションストアで新たなソフトを購入できなくなるが、過去に購入したゲームやコンテンツのダウンロードは当面可能だという。

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