Kentaro Sugiyama
[東京 1日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 162.71/162.72 1.1405/1.1407 185.58/185.59
午前9時現在 162.63/162.64 1.1412/1.1414 185.61/185.62
NY午後5時 162.56/162.59 1.1420/1.1423 185.66/185.72
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤に比べドル高/円安の162円後半で推移している。約40年ぶりの高値圏で、当局の為替介入が警戒される中、午後には三村淳財務官のインタビューが一部で配信され、ドルが軟化する場面もあった。
日米金利差を意識したドル買い/円売りの圧力もあり、ドル/円は朝方からじり高で推移。正午過ぎにかけて162.84円まで上昇した。午後1時半頃、三村財務官のインタビュー配信に反応し162.56円まで軟化する場面があったが、そこから下げの勢いは強まらず、162.70円台を回復した。
三村財務官は1日、ブルームバーグとのインタビューで、4月末以降の円買い介入について、その後の市場の動きをみて明らかに意味があった、などと語った。「相場を動かすような話はなかったが、インタビューのヘッドラインに反応した」(国内銀の為替ストラテジスト)とされる。
介入への警戒がくすぶっているが、市場では「為替介入の重点は特定の水準の防衛から、スピード調整へ移行している可能性がある」(ソニーフィナンシャルグループの渡辺浩志チーフエコノミスト)との指摘があった。「介入警戒水準に達しても片山さつき財務相の発言トーンに大きな変化はなく、投資家は徐々に上値を試す展開となっている」(同)という。
海外時間はECB年次シンポジウムの討論会にウォーシュFRB議長が参加する予定で、米金融政策を巡る発言が注目される。インフレ抑制を重視してタカ派姿勢を強めるような発言があれば、一時的にドル高/円安に振れやすいとみられている