[ジャカルタ 1日 ロイター] - インドネシア統計局が1日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.34%と、5月の3.08%から伸びが加速し、3カ月ぶり高水準となった。
ロイターがまとめた予想中央値の3.20%を上回り、インドネシア中央銀行のインフレ率目標(1.5─3.5%)の上限に近づいた。
補助金対象外の燃料価格上昇が輸送コストに影響したほか、物流コスト上昇が一部の食品価格に波及した。ルピア安もコストを押し上げた。
当局による管理価格と変動の大きい食品の価格を除いたコアインフレ率は2.76%と、前月の2.59%から上昇した。エコノミストは2.61%上昇と予想していた。
中銀は6月、ルピア安に歯止めをかけインフレを抑制するため、予定外の緊急利上げを含め政策金利を2回引き上げた。中銀は5月半ば以降、政策金利を合計100ベーシスポイント(bp)引き上げている。
ルピアは6月初めに対ドルで過去最安値に下落したが、その後の緊急利上げと、米・イランの暫定和平合意を受けた世界市場の心理改善を追い風に一部値を戻した。