Jaspreet Singh
[30日 ロイター] - 画像配信大手の米ゲッティイメージズは30日、同業シャッターストックとの合併計画を撤回したと発表した。英競争当局が承認条件として、シャッターストックの報道用素材事業の売却を求めていた。
両社はライセンス供与型のビジュアルコンテンツ業界の大手で、2025年1月に合併を発表。人工知能(AI)時代に対応した、企業価値が37億ドル規模の画像素材大手が誕生するとしていた。
合併撤回の発表を受け、30日の時間外取引でゲッティ株は3%超下落し、シャッターストックは約28%急落した。
英競争・市場庁(CMA)は5月、合併を条件付きで承認したが、英国内の報道コンテンツ供給に関する懸念に対応するため、シャッターストックに関連事業の売却を求めていた。売却しない場合、英メディア各社の選択肢が狭まり、最終的に顧客の負担する価格が上昇する可能性があると指摘していた。
ゲッティは30日付の当局向け提出書類で、延長された7月6日の期限経過後に正式に合併契約を打ち切る方針を明らかにした。