[北京 1日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は1日、中国共産党創建105周年の祝賀行事で演説し、党は情勢の変化に対応しつつ、これまでに成し遂げてきた成果を守り抜かなければならないと訴えた。

人民大会堂で行われた40分間の演説で、「中国の発展は現在、戦略的な機会と、リスクや課題が共存する時期にある」と述べた。その上で、党は国内外の課題により良く対応するよう協調を強化すべきだと呼びかけた。

具体的な機会やリスクには言及しなかった。西側諸国による先端技術規制、米国との不安定な貿易関係、台湾を巡る緊張といった対外的な課題に直面する中、党指導部は中国社会のあらゆる側面への統制を強化することを重要課題と位置付けている。

台湾については、「統一」を実現するという中国の野心を推進することにも言及し、「台湾問題の解決」に関する党の戦略を徹底して実行するよう求めた。中国は台湾を統制下に置くための武力行使を放棄しておらず、軍は日常的に台湾周辺で活動している。台湾はこれに対抗し、戦闘準備態勢の演習を先週実施した。中国は台湾を自国の領土だと主張しているが、台湾側はこれを拒否している。

中国共産党が創建された1921年の党員はわずか数十人だったが、現在では1億人を超え、中国の人口の7.2%を占めている。

国営新華社通信は今週の論説で、党は「世界最大の政党」から「世界で最も強力な政党」への転換を目指しているとした。

習氏は党員に対し、党の発展と「純潔性」を害する要因、そして「党の健全さをむしばむあらゆるウイルス」を根絶するよう促した。

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