[テルアビブ 30日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相は30日、イスラエル軍が占領するレバノン領内を視察し、イラン支援下にあるレバノンの武装組織ヒズボラが脅威であり続ける限り、レバノン南部から撤退しないと言明した。

ネタニヤフ氏が占領下のレバノン領を訪れたのは、米国の仲介でイスラエルとレバノンの両政府が26日に安全保障合意に達して以来初めて。同合意の下で、イスラエルは2地域をレバノン軍に引き渡すことになっている。

首相府が発表した声明によると、ネタニヤフ氏は「われわれは、脅威が取り除かれるまでレバノン南部を離れない。ヒズボラが武装した状態でわれわれを脅かしている限り、われわれもここにとどまる」と述べた。ネタニヤフ氏によると、ヒズボラはなお約1万2000発のロケット弾とミサイルを保有している。

今回の視察には、カッツ国防相と軍幹部らが同行した。

米国が後押しする安全保障合意の下で、イスラエル軍は2つの「試験区域」から撤退し、レバノン軍が当該地域を統制することになっている。計画が実際にどのように機能するかについて、詳細はほとんど公表されていない。

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