[30日 ロイター]  - 米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は30日、インフレ圧力が緩和しなければ、米連邦準備理事会(FRB)が利上げに踏み切る可能性は依然として残されているとの考えを示した。CNBCとのインタビューに応じた。

ハマック氏は、FRBが何をすべきかについて「引き続き予断を持たずに臨む」と述べた。ただ、「インフレがこうした高水準にとどまり続け、政策による抑制効果が見られなければ、政策の制約度を高めてインフレを押し下げるために、利上げが必要になる可能性がある」と語った。

また、労働市場はほぼ完全雇用の状態にあり、成長も良好に見えると指摘。一方でインフレは依然として高すぎるとし、FRBは利上げの検討を迫られる可能性があると述べた。

コアインフレは高止まりしており、これはエネルギーだけの問題ではなく、幅広い分野で高インフレが生じているとの認識を示した。コアのサービス価格上昇率も高い水準にあるとした。

その上で、利上げが経済全体に与える影響を懸念しているとも語った。消費部門は底堅さを示しており、消費関連の指標がこのまま持ちこたえれば、FRBの政策は十分に制約的とは言えなくなる可能性があるとした。また、人工知能(AI)への投資がインフレに上昇圧力をかけているとの見方も示した。

ハマック氏はまた、政策担当者が反応関数について透明性を保つことが重要だと述べた。

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