[シンガポール/ドバイ 30日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)を脱退したアラブ首長国連邦(UAE)の6月の原油輸出量が過去最高となったことが船舶追跡データの暫定集計で明らかになった。
調査会社ケプラーのシニア石油アナリスト、ヨハネス・ラウバル氏によると、6月のUAEの原油・コンデンセートの輸出量は平均日量約370万バレルで過去最高水準となり、米イラン交戦前の日量310万─330万バレルを上回って推移しているという。増加の要因としてホルムズ海峡の再開や、UAEの在庫放出などによる供給増を指摘した。
UAEの輸出量は、2020年4月に日量344万バレルでピークとなっていた。
ボルテクサのシニア石油アナリスト、エマ・リー氏によると、6月1-29日のUAE産原油の積出量は日量400万バレルに達し、交戦前の水準340万バレルを上回った。輸出量は日量370万バレルと、今年1-2月の日量330万バレルから増え、過去最高。
イランを除く湾岸諸国の原油積出量は6月に前月比65%増の日量700万バレルとなったが、今年2月の1660万バレルを下回っているという。
UAEは5月1日付でOPECを脱退した。