[パリ 29日 ロイター] - フランス上院は29日、中国発のインターネット通販サイト「SHEIN(シーイン)」や「Temu(テム)」、アリエクスプレスといった「ウルトラ・ファストファッション」小売業者を規制する法案の修正版を可決した。欧州連合(EU)法に準拠する条文を策定しようと、上下両院の間で2年余りにわたって議論が交わされてきた。

• 同法に基づき、これらの企業は今年、製品1点当たり0.25─6ユーロの罰金が科され、2030年には1点当たり最大10ユーロまで引き上げられる。

• 同法はこれらの企業による広告を禁止し、オンラインのインフルエンサーがこれらの企業を宣伝することも禁じる。

• フランスのパパン中小企業相は採決に先立つ演説で、「今日、問題となっているのは単なる衣服ではなく、私たちが守りたい社会モデルそのものだ」と指摘。「この法案が対象とする業界は、使い捨てのファッション、つまり数週間しか着られずに捨てられてしまう衣服を市場に氾濫させている業界だ」と述べた。

• 同法が施行されるには、大統領による公布が必要となる。

• シーインは法案の一部の措置について、「デジタルサービスや電子商取引を規定する現行の欧州枠組みとの間に矛盾が残っているように見える」と述べた。

• 欧州委員会は、コメント要請に直ちには回答しなかった。

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