[29日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)は29日、国内の新規医薬品工場の審査を迅速化するプレチェック(事前適合性確認)プログラムに米イーライリリー、リジェネロンなど製薬7社を選んだ。他の5社は日系の富士フイルム・バイオテクノロジーズと協和キリンのほか、米アムニール・ファーマシューティカルズ、セラレス、クリヤ・セラピューティクス。
トランプ米政権が米国での医薬品のサプライチェーン(供給網)強化を掲げる中、これらの製薬企業は製造拠点の米国シフトを進めるために数十億ドル規模の投資を約束している。プレチェックプログラムの対象となった新工場では、FDAが建設中に審査を始め、問題点を早期に発見し、是正を指示することが可能になる。
イーライリリーは減量薬の錠剤や注射剤の主成分を製造する南部インディアナ州レバノンの工場、リジェネロンは東部ニューヨーク州サラトガスプリングスの工場がそれぞれ対象となる。
プレチェックプログラムは2段階の手法を採用し、第1段階では工場施設の設計、建設、生産開始前の段階などに関してFDAとより頻繁に連携する。第2段階では申請前の協議や早期のフィードバックを通じて、製造および品質管理プロセスを効率的に進めることを支援する。