Yoshifumi Takemoto
[東京 30日 ロイター] - 経済産業省が30日公表した5月の鉱工業生産指数(速報、2020年=100)は、前月比0.5%上昇と2カ月連続でプラスだった。ロイター集計の民間予測は前月比1.1%上昇で、結果はこれを下回った。航空機用発動機部品やポリエチレンなどの化学製品が増産となる一方、分析機器、ノートパソコンなどの減産が下押しし、基調判断は「一進一退」で据え置いた。
企業の生産計画に基づく予測指数は、6月が前月比3.7%上昇、7月は同横ばいだった。
5月は、航空機用発動機部品、ポリエチレン・パラキシレン、ガソリン・灯油などが指数を押し上げた。ポリエチレン、パラキシレンの増は関連設備の定期修理終了が理由と経産省は説明している。ガソリン・灯油は原油処理量が増加した。中東情勢の影響は「一概に言えない」(幹部)としている。
一方、分析機器・コンベヤー、ノートパソコン・半導体測定器、薄型パネル製造装置などは下押しした。薄型パネルの製造装置は輸出の減少から生産が減った。
6月は生産用機械、汎用・業務用機械などが上昇する見込み。7月は生産用機械が上昇する一方、汎用・業務用機械などが低下する見込み。
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